japanese.china.org.cn |11. 03. 2025 |
全国政協第14期第3回会議、提案5890件を受理し5002件を立案
中国人民政治協商会議第14期全国委員会(全国政協)第3回会議の10日の閉幕会議において、3月5日午後8時までに受理した提案が5890件に上ったことが明らかにされた。「中国人民政治協商会議全国委員会提案作業条例」及び提案審査作業細則に基づき、審査の結果5002件が立案され、262件が併案され、626件が意見・提議として処理された。
立案された提案の内訳は委員提案が4531件(90.6%)、集団提案が471件(9.4%)だった。分野別では経済関連が2133件(42.6%)、政治関連が419件(8.4%)、文化関連が459件(9.2%)、社会関連が1387件(27.7%)、生態文明関連が604件(12.1%)だった。
今回の会議における提案の特徴としては、以下が挙げられる。
(1)正しい政治的方向性の堅持。委員達は高度に責任を負う政治的責任感と厳粛かつ真剣な科学的姿勢をもって、中心を押さえて大局に寄与することを堅持し、「第14次五カ年計画(2021‐25年)」の申し分のない完了と「第15次五カ年計画」の科学的な策定を後押しするため、実務的に建言・献策した。
(2)さらなる質的向上。委員達は数ではなく質を重視する原則を堅持し、専門性を際立たせ、深く調査・研究を行い、より先見性、的確性、実行可能性のある提案を行った。
(3)分野別の特色を一層体現。政協の各参加機関・企業、各専門委員会、各分野別グループ、各委員グループは、分野別の特色ある強みの発揮を重視し、幅広く踏み込んだ協議を踏まえて集団提案を行った。
(4)心を一つにし、力を結集する役割を一層発揮。委員達は提案を通じて人民政協の専門協議機関としての役割を十分に発揮し、協商民主の全面的発展における重要な要求を実践し、職責を果たす責任感をもって、発展への自信を揺るぎないものにし、奮進する力を結集した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年3月11日